そもそも賃貸物件探すときのポイントって?【④】

そもそも賃貸物件探すときのポイントって?【④】

 

前回は間取りについて紹介しました。

 

・間取り

・方角

・付属設備+α

・利便性

・家賃

 

今回はこの中の、方角と付属設備について大きなポイントを紹介します。

 

方角といえば、南向きが良いというのは聞いたことがあると思います。

 

他の方角だと、どういう違いがあるのかご紹介します。

 

まず可照時間から説明します。

 

周囲に障害物がない場合の日の出から日没までの時間を可照時間といいます。

 

春・秋分 夏至 冬至の可照時間を表にすると

 

 

 

 

 

壁面の方位

春・秋分

夏至

冬至

南面

12時間0分

7時間0分

9時間30分

東西面

6時間0分

7時間15分

4時間45分

北面

0分

7時間30分

0分

 

表より南面では1年中太陽光が入ることが分かります。

安定して日が入るのと、真夏の日射は短く、冬の日射が長いので住みやすいと思います。

 

東西面ですが、可照時間は南面の半分といった具合になります。

 

東面は、外気温が低い時間から日が当たるのが特徴で、冬に洗濯物を干しても乾きにくいのが難点です。西面より快適に過ごせるので、夏でも他の方角より過ごしやすいです。

 

西面は、外気温の高い時間に日射が当たり、真夏は西日で部屋の温度が上がり、暑いのが特徴です。冬に洗濯物を干しても乾きにくいのも東面と同じです。

 

北面は、1年中日が入らないと思っている方は多いかもしれませんが、夏至では1番長く日が入ります。しかし、建物の屋根や庇が壁面より出ている関係で表のように北面では思うように入りません。洗濯物は外気温で乾くといった感じになります。冬に洗濯物を干すと乾くのに時間が掛かるところですが、0時に干すと15時には乾いています。夜に干す習慣がある人には、気にならないかもしれません。

 

以上のことから、私がおすすめする方角の条件は

 

南面>東面>西面>北面

 

になります。

賃貸の人気でも上記と思います。

 

次に付属設備ですが、

 

賃貸物件の付属設備である人気のエアコンですが、年代によって電気代が大きく変わるので、古すぎるエアコンがついているとコスト増になる傾向があります。

 

私が賃貸していた物件では、有線の壁付リモコンタイプで、最新型と比べると性能は悪く、電気代も多く掛かっていました。有線リモコンの関係で、枕元に置けなく、夜中に付けようと思っても、立ち上がってエアコンのそばで押さないといけなく大変でした。

築30年頃の賃貸物件のエアコンは確認しておいたほうがいいでしょう。

 

他の付属としては、物干し竿は無いことが多く、照明とカーテンは物件によって、あったりなかったりします。

照明とカーテンは前の住人が置いていくと付いていることがあります。

 

付属冷蔵庫は、容量が小さかったり、冷凍庫が霜だらけ、故障したりしやすいので、購入することを奨めます。

洗濯機は基本付いていないので必須です。1人暮らしでも容量が大きい方が毛布等も洗えるので6kgくらいが実用的になります。

シャープの洗濯機は穴無しなので、カビが発生しにくいのと、ボタン等が引っ掛かりにくいので、おすすめです!

 

 

 

また、水切棚も基本付いていないことが多く、あると便利なので、吊戸棚に引っ掛けるタイプと突っ張るタイプがあります。引っ掛けるタイプは基本崩壊することがないので、1回の設置で何年も放置できます。突っ張りタイプは上部吊戸棚に下から支持するタイプになりますが、時間が経つと突っ張りが緩くなり、崩壊することがあるので、長期間家を空ける際は、食器は必ず片付けましょう!

また、ステンレスでも汚れや黒カビが発生するので、定期的に掃除が必要です。

吊り下げタイプは左右伸縮タイプで吊戸棚とシンクのサイズを計測した上で選択しましょう! 

 

 

アパート系では対面キッチンが多く、水切トレータイプが主流になります。

 

 

突っ張りタイプの水切をホームセンターで購入したものを使っていると、正月帰省から戻ってくると食器が10枚以上割れて大変でした。。

 

 

次回は+αの食洗器についてご紹介します。